CAの選考のカラクリ
CAの選考は運次第!?
客室乗務員の選考は、普通の企業と比べると、運にかなり左右されます。一般企業は学歴や経歴、資格などかなりわかりやすい判断基準があります。しかし、CAの面接を受けて、CAの採用ほとんどが運によって決まるということに気が付きました。
会社の雰囲気に合っているかどうかだけでなく、受ける年によってはっきりと求められる人材の基準が違うため、一概にこんな人が受かる!という明確なものがありません。
例えば、私が入社した外資系航空会社の採用担当者の話では、前年度の採用の際は、「外国人の中でも自分の主張をはっきりと通せる自分をしっかり持った人」というイメージを基準に選考をすすめたそうです。その結果、入社後トラブルや勤務態度に問題の有る人が出てきたため、次年度の採用時は「人との調和を乱さないチームワークの取れる人」を基準に選んだそうです。
CA選考試験において、過去の選考は意味がない?
前回の選考で残念な結果に終わってしまった人は、反省を活かし次の選考ではもっと自分をアピールしようと考えるはずです。しかしながら、そうしてしまうと次の採用試験でも結局残念な結果になってしますかもしれないのです。
実際のところ、私が受けた年のグループディスカッションでは、ネイティブ並みの英語力を駆使し、みんなの意見をまとめて発表する役割になった人は次の面接に進むことができていませんでした。英語も苦手で、大した発言もしなかった私が合格できたのは、そういった裏事情があったためなのです。
結局、運で決まるのであれば、受けまくったら良い!
話がそれてしまいましたが、CAの選考基準なんてそんなものだということです。決してその人の能力と合格の可能性は比例しているわけではありません。私が航空会社から内定を獲得してCAになれたのも運だったと思います。
キャビンアテンダントは倍率が高く、ときには100倍を超えることもあるようです。私は人一倍CAになりたいという気持ちが強かったですし、運も強かったのだと思います。運に左右されるものなので、1回落ちたからといって可能性がないわけではありません。CAを目指している方は、内資、外資、国を選ばず色々な航空会社の選考を受けてみてください。
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