目次
第2ステップ「転職したい職種&業種をイメージする方法」
- 退職理由を整理する
- 転職後にやりたいことのイメージをする←今回はココ
- 求人を探す(目星をつける)
- 複数の転職エージェントに登録する
- 履歴書・職務経歴書を作成する
- 転職エージェントの面接対策を受ける
- 面接を受ける
- 複数社から内定を獲得し、1社に絞込む
- 仕事のカテゴリーを選ぶ
- ネットで情報を仕入れる
- 実際にその仕事をやっている人に相談する
転職後にやりたいことをイメージする
第二ステップの「転職後にやりたいことのイメージをする」ということは、前向きな話であり、転職活動で一番楽しいことでもあります。
そんなこと言われてもイメージができないよ!と思う方も大勢いらっしゃるかと思います。CAには閉鎖空間で生活していることが多いため、他業界の社会人と接触することが少なく、結果としてCA以外の仕事に対するイメージが乏しいのです。私もまさに全くイメージができない一人でした。
1.仕事をカテゴリーで選ぶ
仕事には分類があります。その分類から自分がやりたいと思える分類を探します。明確な定義ではございませんし、全ての職種を網羅できているわけではありませんが、大体の仕事はカバーされています。
上記7つに分類された職種から、自身の強みを思い出し、メリット・デメリットを考えながら、自分が就きたい仕事のイメージをしていきます。
2.ネットで情報を仕入れる
上のステップでイメージした職種分類で仕事に対するイメージを深めたら、次はネットでその仕事について調べると良いかと思います。このステップでの目的は、次のステップに行く前の準備運動みたいなものです。
実際に人に会って話した方がリアルで、有益な情報を得ることができます。仕事をイメージするなら実際にその仕事をしていた人に聞くのが一番なのです。実際に会った時に、事前情報があると、最低限の質問以降は用意できますし、より深い話を聞くこともできるのです。
では、どうやってネットで調べたらいいのか??世の中には便利なサイトがいっぱいあります。
その中でも、一番読みやすく、職種が網羅されているのがリクナビNextが運営する「JOB GALLERY」です。大体の職種の業務内容・求められる能力・やりがい・経験者のQ&Aが記載されています。大変参考になるので、気になった職種があれば調べてみてください。
また、「日本仕事百科」もおすすめです。地方創生がメインなので、職種がちょっと特殊なものが多いのですが、かなりリアルな情報を仕入れることができます。ただの求人サイトではなく、仕事内容が事細かに記載されており、こんな仕事もあるんだな~と感心してしまいます。是非、一度読んでみてください。
3.実際にその仕事をやっている人に相談する
第二ステップ最終段階では実際に希望する仕事に就いている人に相談してみてください。これが一番重要だと思います。後日お話しますが、私も1回目の転職活動では色々な方に話を聞きに行きました。
探せばどんな仕事でも意外といるもので、人のつながりの偉大さを改めて感じました。私もかなりニッチな仕事から有名な仕事まで、全部で20人ぐらいは話を聞きに行きました。
質問内容は毎回変わりますし、これと言ったノウハウみたいなものやルールみたいなものはありません。ただ、気になることを聞くだけです。
私の場合、スキルの向上とやっていく仕事のレベルが高まっていくことに注力していたので、「どんなスキルがついていくんですか?」「業務内容ってどれぐらいの周期で変化するものなのですか?」とか、あとはプライベートと仕事は完全に切り分けたい派なので、「プライベートと仕事を割り切ることができるのか?」とかそんなことを聞いていました。
実際やっている人に聞くと、自分のイメージと全く違うこともありました。私はコンサルタント職とかにも興味があったのですが、コンサルタント職って一括りにされているけど、ただの営業職やないか!とつっこみを入れたくなるような仕事もあったりで、調べていくと私の抱いていたイメージと全く違い、怖くなり、志望職種から除外しました。
余談ではありますが、2回目の転職活動の時は色々と選考に進み、内定を複数社からもらっていたのですが、たまたま興味を持った職種の人にお会いし、色々と話を伺うと採用したいとお声がけいただくこともありました。そして、他の会社の内定を蹴って、その会社に入社したのです。つまり、人によっては第二ステップで終わる人もいるのかもしれません。
第二ステップの段階ではあくまでイメージすることが目的
同業界での転職を検討しているのであれば、ある程度の市場感を理解しているかもしれませんが、未経験職種や業界に転職する場合、自身の市場価値を見誤る可能性があります。
つまり、やりたい仕事でも求人数よりも求職者の方が圧倒的に多い場合、熾烈な戦いになります。そのような情報を自分の考えが固まった後に聞いても、一度考えが固まってしまうとその考えを変えると後悔が残ってしまいます。
なので、イメージする程度で留めておくことが大切です。このイメージは例え、合致する求人が市場に存在しなかったとしても、軌道修正する時に自分の軸として使用することはできます。どういうことかというと、上述した職種カテゴリーは同じカテゴリー内に何個か職種が存在します。その職種カテゴリー内で、ニーズのある職種を探せば似たような仕事を見つけることができるのです。